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ここでは、岐阜県森林研究所が関連したイベントの報告を掲載しています。現在募集中の行事の情報は、募集のお知らせをご覧ください。
平成31年2月4日に当研究所内において、岐阜県木材協同組合主催の県木連担い手育成強化研修が開催されました。この研修は、将来にわたって岐阜県の木材産業を担う、意欲ある担い手の育成・確保に向けて開催されています。
この研修では、当所研究員2名が講師として、木材の強度、木材の人工乾燥技術に関しての講義を行い、出席者の方々から多くの質問や意見がありました。
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当所研究員講義の様子1 | 当所研究員講義の様子2 |
平成31年2月1日に関市わかくさ・プラザにおいて、平成30年度岐阜県森林・林業関係合同発表会が開催されました。
今年度は、林業普及指導員による普及活動実績報告(1件)、岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム事務局によるコンソーシアム活動報告(1件)、国有林野業務発表(1件)、森林研究所の研究・成果発表(2件)、森林文化アカデミー学生による課題研究発表(1件)、岐阜県立飛騨高山高等学校2年生による課題研究発表(1件)、地域森林監理士活動発表(1件)が行われました。
森林・林業関係者の方々約180名にご参加いただき、大盛況のうちに終えることができました。
森林研究所の研究員からは「国産トリュフの栽培化に向けて」および、「人工乾燥工程でスギ心去り製材の曲がりを矯正する技術の開発」の2題を発表し、興味を持たれた方から質問・意見をいただきました。また、ロビーでは、これまでの研究成果をまとめたパネルや、作成した手引き書やパンフレットを紹介いたしました。
今回発表した内容などは、順次ホームページ上で掲載していく予定です。
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会場の様子 多くの方に | 当所研究員発表の様子1 | 当所研究員発表の様子2 | ロビー展示の様子 |
参加していただきました。 |
岐阜県の試験研究機関の研究員が集まり、異分野間の交流や意見交換を行う研究員研修会が森林研究所主催で開かれました。この研修会は、年に2回ほど、各研究機関が持ち回りで主催し、工業分野や農業分野など様々な研究機関間の交流を深めるために開催されています。
所長の挨拶から始まり、所内見学では、当所保有設備や施設、それに関連した課題や研究の説明を行い、興味を持たれた方から多くの意見や質問がありました。 所内見学の後は、意見交換会が開かれ、地域への普及啓発活動、今後の共同研究計画、共同研究を行うための体制づくりの提案などについて、活発な議論が交わされました。
今回の交流をもとに、さらに岐阜県の森林・林業に貢献できる研究開発を行っていきたいと思います。
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所長挨拶 | 昆虫飼育室の見学 | 木材乾燥機の見学 |
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キノコ育成施設の見学 | ガラス温室の見学 | 意見交換会の様子 |
技術系県職員に興味のある学生に向けた現場見学ツアーが行われ、森林科学職を希望する京都府立大学の学生1人、岐阜農林高校の生徒2名が訪問し、当研究所の施設や研究機器などを見学しました。 この見学会は岐阜県技術系職員への就職に興味、関心がある学生等を対象に、岐阜県の技術系職員の仕事のスケールの大きさ・魅力・やりがいを伝え、興味・関心を深めてもらうために開催されています。
所長の引率で所内を見学し、設備の説明、現在行われている研究の内容などを聞いてもらいました。見学終了後は意見交換が行われ、仕事のやりがいや就職に関してのアドバイスなど、多くの意見や質問がありました。
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ガラス温室の見学 | キノコ育成施設の見学 |
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森林病虫害に関する試験説明 | 意見交換の様子 |
可茂特用林産振興連絡協議会では、会員の原木シイタケ生産技術の向上を目指して、毎年視察研修が実施されています。今年度は、協議会の7名が森林研究所で視察と研修を行いました。
内容は、研究所の概要紹介に始まり、現在試験中のキノコ増収技術とシイタケの変色抑制技術について説明し、研究の関する質問や原木の調達などシイタケの生産に関する要望について意見交換を行いました。
施設の視察では、キノコ栽培中に発生する害虫であるキノコバエの防除などに関する研究内容の説明やトリュフの栽培試験の説明を受け、協議会の皆様から熱心な質問を受けました。
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研究所の概要説明 | キノコ栽培害虫に関する試験説明 | 国産トリュフに関する試験説明 |
岐阜大学応用生物科学部3年生3名、中部大学応用生物学部3年生1名の計4名を、5日間、インターンシップ研修生として受け入れました。
研修生には、森林研究所の研究員が行っている調査研究を様々な分野にわたって体験していただきました。1日目はコンテナ苗の作成、2日目は木材乾燥試験と木材加工試験、3日目はコウヨウザンの樹幹解析、4日目は列状間伐地での毎木調査、5日目は林木育種場で発生している害虫の防除試験という内容です。
体験してもらう調査の目的をしっかりと研修生へ説明し、調査に必要な各分野の専門知識も伝えながら、興味深く研修を体験できるよう心がけました。
研修生からは多くの質問が投げかけられ、実りあるインターンシップになったのではないかと思います。最終日に行った意見交換会で、研修生から「森林研究所で行われている研究はどれも、林業を行う人の役に立つことを最終目標としていることが印象的だった」という意見が出て、研究所の存在意義を理解してもらえたのだと実感しました。
今回の研修が卒業研究や今後の社会生活において何らかの糧になればと願っています。
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コンテナ苗の作成 | 木材加工試験 | コウヨウザンの樹幹解析 |
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列状間伐地の毎木調査 | 林木育種場の害虫防除試験 | 修了証書授与後の記念撮影 |
平成30年度の「森林防疫賞 奨励賞」を当所の片桐研究員が受賞しました。森林防疫賞とは、森林保護事業および研究の普及・技術解説情報隔月刊誌「森林防疫」に1年間に掲載された論文のなかで優れた論文に毎年与えられる賞です。
片桐研究員が執筆した「間伐後のヒノキ人工林においてニホンジカの採食が下層植生を利用する節足動物群集に及ぼす影響」が評価され、奨励賞に入賞しました。「森林防疫」は、研究者だけでなく森林保護分野を担当する行政職、林業関係者の方々に広く読まれており、「森林防疫」への論文掲載は一般の方々へ研究成果を普及するよい機会となります。
こういった受賞を励みにして、今後も研究所では森林・林業に関わる研究・技術開発、普及に邁進していきます。
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森林防疫賞 表彰式の様子 |
平成30年7月13日に、平成30年度岐阜県森林研究所研究・成果発表会を、関市のわかくさプラザで開催しました。県内の森林・林業関係者を中心に、約120名の方々にご出席いただきました。
まずは研究所の研究員による成果発表を4題行い、最後に郡上市農林水産部林務課の河合智氏から当研究所と連携した郡上市の森林経営計画に対する取組みについて発表していただきました。
また、森林病虫害、造林技術、森林作業道、建築木材、キノコの栽培管理技術などについて、当研究所の研究成果9題、長野県林業総合センターの研究成果4題をポスター発表しました。
出席者の方々と活発な議論が交わされました。これらの意見を参考に、岐阜県の森林・林業に貢献する研究開発を行っていきたいと思います。
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研究・成果発表会の様子。多くの方に | 当所の研究員が発表している様子 | ポスター発表の様子。活発な議論が |
ご参加いただきました。 | 交わされました。 |
平成30年5月30日に、中国のキノコ関連企業からの視察団10名が訪問されました。岐阜県森林研究所で行っているキノコ研究および県内のキノコ産業の状況について説明した後、所内のキノコ栽培研究施設を見学して頂きました。
視察団の方々からは、シイタケの菌床に入れる栄養の割合、菌床の形、害虫の防除方法、県内での栽培品目などについて質問がされ、活発な意見交換がなされました。
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視察団へ説明している様子 | 質問に答える当所研究員 |
6月9日(土)、10日(日)に岐阜メモリアルセンターで「ぎふの木フェスタ2018」が開催され、森林研究所もブースを出展しました。森の動物による植物の食べ痕当てクイズなどに答えると、その場で押し葉を使って手作りした『葉っぱのしおり』がもらえる体験型ブースです。
台風が近づいているにもかかわらず、2日間で約650名の方に訪れていただき、大盛況のうちに終了しました。多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。
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森林研究所のブース | クイズを研究員が説明する様子 | 葉っぱのしおり作りの様子 |
昨年度から行っていた森林研究所の1階工事が3月末に完了し、木質内装となりました。
これまでと雰囲気ががらりと変わり、居心地の良い空間になったと感じています。
森林研究所へ起こしの際は、ぜひ木質内装の良さを発見してみてください。
これにあわせ、所内が土足禁止となりました。ご協力をお願いいたします。
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1階ロビーの木質内装1 | 1階ロビーの木質内装2 | 1階ロビーの配布物棚と展示棚 |
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