優れたヒノキコンテナ苗の育成と植栽〜初期保育時に注意すること

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はじめに

ここには、研究成果に基づいて当所が発行した手引書や仕様書などを記載しています。

この冊子は、広く配布し活用してもらうことを目的として作成されています。

なお不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。


優れたヒノキコンテナ苗の育成と植栽〜初期保育時に注意すること
(2019年発行「優れたヒノキコンテナ苗の作り方と植栽時の留意点」の増補改訂版)

内容

岐阜県の急傾斜で土壌の薄い立地条件がヒノキの広い植栽適地を生み、県内の民有人工林面積の約6割はヒノキ林です。わたしたちは、これからも樹種特性や地域特性に合った確実かつ省力的な森林管理を、自信をもって進めていく必要があります。
  この冊子は、ヒノキのコンテナ苗を育成される方、コンテナ苗を植栽される方 、コンテナ苗による低コスト再造林を計画される方を対象に作成しました。
  コンテナ苗を利用した造林技術は発展途上にあり、この技術の確立には苗品質の向上が欠かせません。この冊子をもとに苗の生産者が現状より優れたコンテナ苗を生産できるよう育苗条件を工夫することで、また、造林者が苗への意見・要望を生産者にフィードバックすることで、苗の品質向上が実現することを願ってやみません。

 

この冊子は、岐阜県重点研究課題「低コスト再造林のための育苗植栽初期保育技術の開発」(2014〜2019年)および同「成長の早い苗木を用いた低コスト初期保育スケジュールの検討」(2019〜2024年)の成果をまとめ、2019年に発行した「優れたヒノキコンテナ苗の作り方と植栽時の留意点」の内容を増補改訂したものです。

 

pdf版全21ページ

目次

  1. 目次
  2. 基礎編
    1. よいコンテナ苗
    2. 育苗1(育成容器)
    3. 育苗2(培土の調整)
    4. 育苗3(培土の充填)
    5. 育苗4.1(コンテナへの幼苗移植)
    6. 育苗4.2(コンテナへの直接播種と改良法)
    7. 造林1(適地適木)
    8. 造林2(植栽時期)
    9. 造林3(植栽方法)
    10. 造林4(コンテナ苗の成林状況)
    11. 造林5(下刈り)
  3. 応用編
    1. 超緩効性肥料で成長が早い苗を作る
    2. ゼオライトで成長が早い苗を作る
    3. 1.5年生苗で育成期間を短縮する
    4. 根鉢の低い苗で植栽時間を短縮する
    5. 植栽後の成長には植栽時期が重要
    6. 超緩効性肥料苗による下刈り年数短縮
    7. 効率的な下刈りスケジュール
    8. 早生樹の利用・獣害対策の手法



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