イベント報告

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ここでは、岐阜県森林研究所が開催したイベントの報告を掲載しています。現在募集中の行事の情報は、募集のお知らせをご覧ください。


平成20年度のイベント報告

サンショウ生産技術研究成果の報告

平成21年3月11日(水)、高原山椒生産組合(高山市)の総会において、当研究所の坂井部長研究員、上辻主任研究員が「挿し木によるサンショウ優良苗生産技術」の研究成果について報告しました。
 この研究は、4年前、挿し木苗の枯死に悩んでいた同組合からの依頼を受け、当研究所が取り組んできました。
 総会では、これまでの研究結果から、安定的な生産のために重要となる日光の遮断方法など(詳しくは普及成果「サンショウ優良苗の生産」をご覧ください。)について報告しました。出席者の方々は具体的な生産方法などについて質問され、熱心に聞き入っておられました。
 当研究所は、今後も高原山椒の安定的な生産を支援して行きます。

 
報告の様子



ぎふEBBFフォーラム2008研究成果発表

平成21年2月24日(火)、岐阜県保健科学センター(各務原市)にて、 ぎふEBBFフォーラム2008が開催されました。 EBBFとは健康有用天然素材のことで、県の関係研究機関が連携して技術開発を行っており、トマトや柿、イチゴに関する研究報告がありました。 当研究所からは坂井部長研究員が「超臨界炭酸ガスによる特用林産物中の生物活性成分の抽出」について研究報告を行い、盛況のうちにフォーラムが終了いたしました。関心をお寄せいただいた皆さま、参加をいただいた皆さまに改めてお礼申し上げます。

 
成果発表の様子 成果発表の様子



平成20年度 岐阜県森林研究所 第2回 研究・成果発表会

平成21年2月19日(木)、岐阜県中濃総合庁舎5階大会議室(美濃市生櫛1612-2) にて、本年度第2回目の研究・成果発表会を開催しました。県内外から150名余の参加をいただき、盛況に終了いたしました。関心をお寄せいただいた皆さま、参加をいただいた皆さまに改めてお礼申し上げます。

 
成果発表会の様子 成果発表会の様子



サンショウ生産技術研修会

平成20年11月10日(月)、高原山椒生産組合(高山市)の方々が「サンショウ生産技術向上」のための視察研修として、森林研究所を訪問されました。
 森林研究所では、サンショウの生産過程で発生する「苗枯れ原因」などの研究をしています。
 今回の視察研修では、これまでの研究で明らかとなった「サンショウの苗枯れ原因」や「挿し木の条件」などに関する解説の後、実際に挿し木を行った場所で挿し木条件の現地検討を行いました。
 参加者の方々からは、多数の意見が寄せられ、有意義な研修会となりました。

 
解説の様子 挿し木場所現地検討の様子



森と木とのふれあいフェア2008

平成20年10月25日(土)、26日(日)の両日、岐阜県庁前芝生広場(岐阜市薮田南)にて「森と木とのふれあいフェア2008」が開催されました。岐阜県森林研究所もブースを出展しました。

当ブースでは、森林研究所のPRとともに、葉っぱの匂いや年輪の観察など体験メニューをそろえ、アンケートクイズに答えた方には、葉っぱのしおりを作成し、プレゼントしました。

26日は、あいにくの雨模様でしたが、2日間で延べ1200人を越える方々にお越しいただきました。心よりお礼申し上げます。

【来場者の感想】・葉に匂いがあることをはじめて知りました。(30歳代男性)
            ・年輪で木の年齢がわかることを知りました。(小学生男子)
            ・森林に関心がもてるようになりました。(60代女性)
             その他、森林に関する質問等もいただきました。

 
大勢の来場者でにぎわう出展ブース 葉の匂いを体験する参加者
大勢の来場者でにぎわう出展ブース

葉の匂いを体験する参加者

年輪を数える参加者 クイズ参加者には葉っぱのしおりをプレゼント
年輪を数える参加者

クイズ参加者には葉っぱのしおりをプレゼント




四美の里けんこう収穫祭

平成20年10月19日(日)、南飛騨健康増進センター(下呂市萩原町四美)において「四美の里けんこう収穫祭」が開催され、岐阜県森林研究所もブースを出展しました。

森林研ブースでは、健康というイベントテーマにふさわしい「ホオ葉茶の試飲やアンケート」、「サルナシやアマドコロの展示」、子供を対象にした「ドングリのクイズと工作」など、大勢の方々に来て、見て、体験していただきました。

当日は秋晴れの晴天でイベント参加者も多く、熱心な質問やご意見をいただくなど、研究成果のPRをとおして、地域の皆さんと交流を図ることができました。

お越しいただいた方々に心よりお礼申し上げます。

ホオ葉茶を試飲する参加者 木の葉やドングリについて学ぶ子供たち
ホオ葉茶を試飲する参加者

木の葉やドングリについて学ぶ子供たち




平成20年度第2回美濃路クリーン作戦

平成20年10月2日(木)、森林研究所の周辺道路等にて「平成20年度第2回美濃路クリーン作戦」を実施しました。
 この活動は、県職員が率先して職場周辺の道路や河川に捨てられた空き缶やゴミを拾うことによって「美しいふるさと運動」を推進することを目的としたものです。今年5月30日には、第1回目の活動を実施したところですが、第2回は「環境衛生週間週間」(9月24日〜10月1日)を中心に県下各地でこのような活動が実施されました。

当研究所では、午後5時半頃から清掃活動を開始し、空き缶やタバコの吸殻などを収集しました。
 前回の活動から4ヶ月程度しか経っていませんが、前回に匹敵するゴミの多さに、また驚かされました。
 次回こそは、ゴミ袋を空で持ち帰ることができるよう願い、活動を終了しました。

クリーン作戦 クリーン作戦



平成20年度 インターン(職場実習生)受け入れ

平成20年8月25日から29日および9月1日から5日までの2週に渡り、岐阜大学応用生物科学部生産環境科学課程3,4年の学生さん(各週3名づつ計6名)を、インターン(職場実習生)として受け入れました。
 学生さんたちには、フィールド調査や室内作業を通じ、森林研究所の仕事の一部を体験していただきました。
 最終日の意見交換会では「本では得ることができない貴重な現場の知識を学ぶことができて楽しかった。」、「現場までの移動時間が長く、調査もハードで大変だと思った。」など現場での体験に関する感想が多く聞かれました。意見交換会の後は、前田所長から「修了証書」が授与され、実習が終了しました。

学生の皆さんお疲れ様でした。今後のご活躍をお祈りしています。

              
インターン「カシナガのカウント」 インターン「林床植生調査」
インターン「キノコの同定」 インターン「意見交換」
インターン「修了書授与」 インターン「記念撮影」



第3回 ぎふ山の日フェスタ

八月八日はぎふ山の日です。これにちなんで、平成20年8月8日に、岐阜県立森林文化アカデミーと岐阜県森林研究所の敷地内で、第3回ぎふ山の日フェスタを開催しました。森林研究所は、ご家族連れなど、120人余りの来場者で1日中賑わいました。

森林研会場では、昨年に引き続いて、主に夏休み中の小学生を対象に、森林に関する簡単な実験や体験をしながら研究所内を探検する「研究体験クイズラリー」を行いました。今年は新たなメニューとして「葉っぱのにおいをかいでみよう!」を用意し、いろいろな葉っぱの匂いをかいでもらって、一番好きな匂いと一番嫌いな匂いに投票してもらいました。結果は、一番好きな匂いの葉っぱには「カツラ」、一番嫌いな匂いの葉っぱには「クサギ」が選ばれました。同じ葉っぱでも色々な匂いがあることを初めて知った参加者も多く、とても驚かれていました。 全クイズに答えたあとは、昨年も好評だったお土産の時間です。 山県市のジュニアリーダーズクラブに所属する、お兄さんお姉さんに教えてもらいながら、マジックバルーンで思い思いの形を作ったり、気に入った形の葉っぱを選んでしおりを作ったりしました。

お越しいただいた皆さまと、お手伝いいただいたジュニアリーダーズクラブの皆さまに改めてお礼申し上げます。

 
ぎふ山の日の様子 ぎふ山の日の様子
今年もかわいい雰囲気となった森林研究所の正面玄関

試験紙を使って身近な食品と酸性雨のpHを比較しました。食塩水のpHは?

ぎふ山の日の様子 ぎふ山の日の様子
窓に作られた枠と足元の目盛りを使って木の高さを測ってみました。「不思議!」

これが好評だった「葉っぱのにおいをかいでみよう!」

ぎふ山の日の様子 ぎふ山の日の様子
一生懸命クイズにも答えてくれています。「もうすぐゴールですよ!」

身近なきのこを顕微鏡で覗いてみました。「きのこ、いっぱい食べて大きくなってね!」




森林環境教室「森林(もり)を知り、地球温暖化を防ぐ!」

平成20年7月31日(木)、県内の小学校5,6年生を対象とした森林環境教室「森林(もり)を知り、地球温暖化を防ぐ!」を開催いたしました。

このイベントは、「森林」や「地球温暖化」についての解説や実験を通じて、次代を担う子供たちへ森林機能の重要性をわかりやすく伝えるとともに、科学への関心を深める機会を提供することを目的としており、美濃市、岐阜市、羽島市から30名という多くの子供たちにご参加いただきました。

午前は横井主任専門研究員から「地球温暖化と森林の成長のしくみ」についての解説を聞いた後、森林内へ入り、樹木に吸収された二酸化炭素を調べる円盤(樹木を輪切りにしたもの)を採取するために丸太切りを行いました。

午後は午前に採取した円盤を使って樹木の成長量と二酸化炭素の吸収量を調べ、日常生活で排出している二酸化炭素量と比較しました。

元気にそして熱心に取り組んでくれた子供たちからは「今度は二酸化炭素を減らす方法を知りたい。」など地球環境に対する意識の向上が伝わってきました。

お越しいただいた皆さまに改めてお礼申し上げます。

 
森林環境教室の様子 森林環境教室の様子
「森林が地球のピンチを救う?」のお話

さあ、山につきました!「今日はこの木を切りますよ!」

森林環境教室の様子 森林環境教室の様子
伐った木の高さを測ります。「何メートル?」

円盤を切り落とします。「がんばれー!」

森林環境教室の様子 森林環境教室の様子
定規で線を引いて年輪を数えます。「何年かな?」

みんな真剣です。「二酸化炭素は何キログラム吸収されているかな?」




平成20年度 岐阜県森林研究所 第1回 研究・成果発表会

平成20年7月15日(火)、岐阜県中濃総合庁舎5階大会議室(美濃市生櫛1612-2) にて、研究・成果発表会を開催しました。県下各地から150名余の参加をいただき、盛況に終了いたしました。関心をお寄せいただいた皆さま、参加をいただいた皆さまに改めてお礼申し上げます。

 
成果発表会の様子 成果発表会の様子



平成20年度第1回美濃路クリーン作戦

平成20年5月30日(金)、森林研究所の周辺道路等にて「平成20年度第1回美濃路クリーン作戦」を実施しました。この活動は、県職員が率先して職場周辺の道路や河川に捨てられた空き缶やゴミを拾うことによって「美しいふるさと運動」を推進することを目的としたものです。このような活動は、「空き缶クリーン・キャンペーン週間」(5月30日〜6月5日)を中心に県下各地で実施されました。

当研究所では、午後5時半頃から清掃活動を開始し、ゴミ袋10袋分の空き缶やタバコの吸殻などを収集しました。予想以上のゴミの多さに職員も驚いていました。次回は、ゴミ袋を空で持ち帰ることができることを願い、活動を終了しました。

クリーン作戦 クリーン作戦



過去のイベント報告

平成20年度 平成19年度